社会へ進出する「ゆとり世代」

TOEIC英語指導者セミナーの中で、最近「ゆとり世代への指導」について、10分間ほど話をさせて頂いている。
昨日のセミナーでの話の準備をしていて、わかってはいたが改めてたいへんなことに気付いた。

「ゆとり教育」の最初のスタートが、いつなのかご存知だろうか。
当時の文部省が、「新しい学力観」というものを発表したのが1992年。
確か、学校の「隔週週休2日」も、ここから始まったはずだ。

この当時の学年を、現在の世代にあてはめると...

中学1年生→29歳
小学5年生→27歳
小学1年生→24歳

すっかり、社会の中核にいる世代だ。

そして2002年、完全週休2日を含む大幅な指導内容減が施行された。
この当時の学年は...

中学1年生→19歳
小学5年生→17歳
小学1年生→13歳

すなわち、この19歳以下の世代は...
世界史をほとんど習わず、地理はほんの一部分の地方と国だけ勉強し、イオンも知らず、なのだ。

17歳以下になると...
反比例を習わず、分数・小数が混ざった四則演算をせず、5桁の計算もしていないかもしれない。

しかも、週に2日休むことが当たり前になっている。

塾に行っていたり、中学受験をしていれば別だが、そうでなければ「とことん怠惰な生活」で慣らされた上に知識もない。

こんな人間を『大量生産」してしまった責任は、いったい誰がとるのだろう。
ただ、これから日本は、こんな世代が担わざるを得ない。

もっと困ったことに、これも昨日のセミナーで気付いた。

ここ数年の新任採用の先生方の一部は、1992年学習指導要領対象の小学1年生。
すなわち、「前半ゆとり世代」完全版が、既に教師になってしまっているのだ。

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